長崎県庁主催の意見交換会へ行ってきました!
先日(2022年11月7日)、長崎県庁にて「ベトナムの大学から推薦された介護技能実習生(第1期生)との意見交換会」が開かれ、長崎市と五島市へ配属された技能実習生4人が招かれました。
五島市からは養護老人ホームたちばな荘様(社会福祉法人秀峯会)2名と、たまんなゆうゆう様(社会福祉法人明和会)1名の技能実習生が参加し、自己紹介や実習の様子などを日本語とベトナム語を交えて披露。
シーンと静まり返った室内、ただでさえ緊張していたでしょうに、そんな中での自己紹介。
なんとか乗り切りました。
意見交換の場面では、ベトナム人通訳者がいてくださったこともあって、皆さん割とざっくばらんに自身の意見を出していました。
例えば、
Q:なぜ今いる施設で実習をしようと思ったの?
A:面接を受けた時、ベトナム人の先輩がいるのを知って心強かった
Q:日本の生活で困ったことは?
A:ごみの分別に最初すごく戸惑った、道が複雑で覚えられない、方言が難しい(特に五島・・・)
Q:長崎をベトナム人に紹介するなら、何を挙げる?
A:景色がきれい、人が優しい、ベトナム料理が食べられるお店がある
Q:行政にやってほしいこと、ありますか?
A:日本語を学ぶ機会を増やしてほしい、介護の勉強ができるコースを開講してほしい
など、いろんな意見が出されました。
実習生自身、日本へ渡航する前にある程度、日本について調べるけれど、地域ごとの特性まではなかなか調べられないもの。
迎え入れる私たちがフォローすべき点を再確認でき、とても参考になりました。
五島市に配属された3名については、2025年7月までが実習期間です。この3年間で日本の介護技術と日本語&五島弁、そして日本のホスピタリティをしっかり学んでいってほしいと思います。頑張れー!!
・配属先
ベトナム技能実習生2名 養護老人ホームたちばな荘(社会福祉法人秀峯会)
ベトナム技能実習生1名 特別養護老人ホームたまんなゆうゆう(社会福祉法人明和会)